クラミジア治療薬ジスロマックの副作用

ジスロマックにはどんな副作用があるの?


薬は病気などを治すものではありますが、副作用を起こす可能性があります。ここでは、ジスロマックの副作用について探ってみましょう。

胃腸が弱い方は注意が必要!


ジスロマックでは、さほど副作用は起こりにくいとされています。しかし、胃腸が強くない方の場合には、下痢を起こしやすいと言われます。よって、胃腸薬も一緒に処方されるケースもあるのですが、制酸剤の一部は薬の吸収を悪くしてしまうために、胃腸薬の服用を控えるようにしましょう。ジスロマックは、『マクロライド系』という分類の抗生物質となりますが、下痢を起こしやすい面があります。服用中には胃が縮んだり胃の消化液の分泌が促進されるなどといった特徴がある抗生物質です。処方された分量はなるべく飲みきることが症状を改善させる手段ですが、もし水のような便がずっと出たり、強い腹痛に見舞われるようなら、注意が必要です。

副作用は少な目だけどアナフェラキシーショックが起きる可能性も


ジスロマックは、他の医薬品と比べると副作用は少ない薬となっています。重い副作用が現れるのはまれであり、データとして具体的なパーセンテージは出ていません。これまでに報告された重い副作用の中では、発症すると命の危険まであるアナフェラキシーショックが挙げられます。これは急性の過敏反応であり、早いとジスロマックの服用5分以内に、遅ければ服用してから30分以内に症状が出てしまいます。症状は、主にかゆみや蕁麻疹、腹痛や吐き気といった消化器、声が掠れたり喉などといった呼吸器に症状が現れるのです。

スティーブンス・ジョンソン症候群が起こるかも!


スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症も、ジスロマックの服用により起こる可能性がある症状です。重度の皮膚障害であり、服用後2週間前後での発生が多いのが特徴です。38度以上の高熱が出ることや、目や口といった粘膜の周辺に発疹もしくは水膨れが現れるケースがあります。その他にも、重い皮膚症状が現れる可能性があります。こうした症状は医薬品のアレルギーによるものであり、中毒性表皮壊死症の症例は、多くがスティーブンス・ジョンソン症候群が進んだものと言われています。目や口などの粘膜に急性結膜炎として症状が現れて、半日から1日後には身体にも広がります。死亡率が20%から30%となっているため、早期発見が大事です。